【スポーツ】スポーツの種類を独自に分類してみた。~観戦初心者向け~
ども。スポーツ観戦雑食系の糸です。
両親がともにスポーツ好きということもあって、子どものころから、いろいろなスポーツを見てきました。
サッカー、野球、陸上、競泳、フィギュアスケート、柔道、etc…。
もう、オリンピックとか、各競技のワールドカップとかの時期は、ほぼ確実にうちのテレビにはスポーツ選手の姿が映っていたわけで。
その影響もあって、自分もスポーツ好きになり、大学も体育・スポーツ系の学部のある大学に進学したのでした。
そんな僕がスポーツを6つに分類してみたという話です。
あくまで、普段スポーツをあまり観ないという方向けの内容になると思います。
大学の授業の中でスポーツの種類・分類について学ぶ機会がありました。
そこでは、文部科学省が出している、保健体育の学習指導要領の内容を中心に「体つくり」とか、「球技」とか、「武道」とか説明されました。他にも「この論文では~で」とかなんとか講師の方はおっしゃっておられましたよ。
上記を詳しく知りたいなら調べりゃ出てきますよ。
でも、みなさんにアカデミックな感じに説明しても楽しくないし、とっつきにくい。
そこで、僕が独自になんとなく、簡単に分類をしてみました。
正式なものでもなんでもないので異論は認めます笑。
2020年東京オリンピック・パラリンピックも2021年に延期になりましたし、執行猶予がついた的な感じで、自分に合いそうなスポーツを見つける参考にしていただけたら幸いです。
もちろん、「スポーツきらい」、「スポーツ観ると呼吸困難になる」という方は、ブラウザバックでもOK。無理は禁物ですよ笑。
記録系
距離や時間、回数などで競い合うスポーツ。
つまりは、速いやつ、遠くまでとばせるやつ、最強。みたいなこと。
いちばんわかりやすいかもしれない。スポーツと言えばこれみたいなところあります。
例としては、陸上競技、競泳、スピードスケート、etc.…。
何年間という努力を、ほんのわずかな時間に込めるという、なんとも力強く儚いスポーツが多いです。
フルマラソンで約2時間、競泳100m自由形で1分未満、100m走で約10秒、やり投げに至っては本当に一瞬で争います。
しかも、争う記録はわずかな差ばかり。世界記録が更新される頻度も量も多くはありません。
記録系は、短期決戦重視。一瞬の力強さが観たいという方におすすめです。
カオス系
球技の内、ひとつのコートに敵味方入り乱れて、ひとつのボールを特定の場所まで運ぶ。その回数が時間内で多かった方が勝利するスポーツ。
つまりは、人多いけど相手より点取りゃ勝ちなんだよ!ってこと。
インドア派の僕からすれば、ひとつのワゴンからひとつの商品を奪い合うバーゲンセールとかに出向く方々は、カオス系の選手だと思っている訳ですが。
例としては、サッカー、ラグビー、ハンドボール、バスケ、etc…。
競技の特性上、時間が流れ続け、全く同じ状況というものは起こりません。常に複雑なことが起きてます。それが、僕が「カオス系」と名付けた所以です。
また、チームスポーツですから、チームの戦術と選手個人の能力の相互作用が重要な要素であると言えます。
カオス系は、チームの連動、個人の輝き、ゴチャゴチャ感などが好きな人におすすめです。
ターン制系
相手と代わる代わる行動をし、全てのターン終了時に点数が多かった方が勝利するスポーツ。
つまりは、ポケ〇ン、遊〇王、ドラ〇エ、みたいなこと。
選手にはやぶさの剣持たせたら2回行動になんねーかな、なんて思ってしまう経験ありです笑。
例としては、野球、カーリング、チェス(マインドスポーツとか言われます)etc…。
自分のターンで自分のしたい行動ができるかどうか、それは相手とのかけひきや選手の能力によるでしょう。定石やテンプレなども存在しますが、1打席、1投、1手で大きく戦況が左右されることがあります。
カオス系よりも、より戦術的なスポーツであると言えると思います。
ターン制系は、戦略ゲーが好き・得意、考えながら観たいという方におすすめです。
積み重ね系
一定の条件を満たせば得点というのを繰り返し、規定の点数に先に達した方が勝利するスポーツ。
つまりは、空き缶10個はやく積めたほうの勝ち、みたいなこと。
ネット型というスポーツはここに分類されます。
例としては、テニス、バレー、フェンシング、etc…。
ネット型はターン制系と似ていますが、より考える時間が短くなり、一瞬での状況判断が求められます。
スピードチェスとか将棋の早指しみたいな感覚です。
そして、ターン制系よりも連続した瞬発力が求められます。スピード感と力強さが両方味わえるといったところでしょうか。
積み重ね系は、スピード感と力強さで二度おいしい思いをしたい人におすすめです。
採点系
技の有効さ(難易度、正確さ、美しさ等)を競うスポーツ。
つまりは、アート寄りのスポーツであるということ。
例としては、体操、フィギュアスケート、武道(型)etc…。
技の有効さによって点数がつけられます。選手は、頭の先から爪の先まで神経を研ぎ澄まし、いかに表現するかに全力を注ぎます。
採点をするのは人間です。それゆえ、公平な立場にあると言えども採点者の主観が多少なりと影響してしまうので、採点基準は一定とは言い切れません。でも、そこが人間くさくていいと僕は思います。感性に訴えかけているのですから。
(近年はAIを導入することも検討されているようですが。)
採点系は、アートが好き、感受性がゆたか、という人におすすめです。
武道系
例としては、柔道、剣道、空手道、etc…。
「武道」(型も含む)というものはちょっと特殊で、独自の考えを持ちます。
武道とは、自らの身を守り敵を倒すための技術に由来し、日本における伝統を有しつつその歴史の中で培ってきた文化性を内在しながら、現代日本においては人間形成を目的とした戦技的な運動文化のことを言う。
引用元:https://budo-world.taiiku.tsukuba.ac.jp/2017/02/02/%E6%AD%A6%E9%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF/
つまりは、「自分が人間として成長するための道」ということだろうと思います。
もちろん、オリ・パラや選手権などでは、より高みを目指しています。
これらふたつの考えは両立するという意見と対立するという意見がぶつかってしまうこともしばしばです。
最後に
以上の6つが僕が分類したスポーツです。
あくまで普段スポーツになじみのない方向けですので、ざっくりとした説明になってしまいましたが、1mmでもスポーツ観戦の参考になればと言う思いで書きました。
これをきっかけにスポーツをたまに観るようになったとかになればうれしいですし、やっぱ合わないわってことならそれでもいいと思います。そこから先は強要しません。食わず嫌いよりは何倍もマシでしょう。
スポーツは娯楽の一部ぐらいの感覚で気軽に考えてもらった方がいいです。生活をゆたかにするスパイスなんだと…。